今回のテーマは、【コバの補色】についてです。
革靴の表面は手入れしますが、コバってすっかり忘れてしまいませんか?
ですが、地面に近い分、いつの間にか色落ちしてケバ立ってしまっていますよね^-^;
コバのケバケバや色落ちを直すことで、革靴全体の見栄えがグッとよくなるんですよね!
靴磨きの際いつも必要というわけでないので、気になったときにぜひコバのケアもしてみてはいかがでしょうか?
〈 もくじ 〉
1.コバのケア
【STEP ①】紙ヤスリをかける
コバのケバケバを整えるために、紙ヤスリをかけていきます。
ケバケバしている場合には、コバの表面の部分も紙ヤスリをかけますが、特にソールの下側の縁が地面と擦れてケバ立ちやすいため、ケバ立ちを整えように紙ヤスリをかけます。
【STEP ②】コバインキを塗る
コバの落ちた色を補色するため、コバインキを塗っていきます。
コバインキは取り出した直後、スポンジが多量のインクを吸収しています。そのため、インクが垂れてしまうことを防止するために、ビンの縁などでインクを切って量を調整してから塗るといいです。
また、コバに塗る際にもインクが垂れてしまうことを防止するため、スポンジ側を上に、持ち手側を下にして塗るようにしましょう。
そうすることで、思わぬインク垂れにより悲劇を呼ぶことを防げます!
【STEP ③】乾燥させる
コバインキを塗ったら完全に乾くまで待機します。
インクが地面につくと、取れにくい恐れがあるので注意して乾燥させましょう。
【STEP ④】油性ワックスを塗る
コバインキが完全に乾いたら、コバに油性ワックスを塗ります。
コバインキは水性のため、雨に濡れると落ちる恐れがあります。そこで、油性ワックスを塗ることで被膜をつくります。そうすることで、雨などの水分からコバを守って色落ちを抑えることができます。
油性ワックスを塗る際は、鏡面磨きのときと同様に指で塗るのがいいです。指の体温で油性ワックスが程よく溶け被膜をつくりやすくなります。
【STEP ⑤】鏡面磨きの要領で磨く
コバに油性ワックスを塗ったら、しっかりとした被膜に仕上げるため磨きます。
磨き方は、鏡面磨きのときと同様に湿らせた布を用いてくるくると磨き上げていきます。
2.おわりに
以上、コバの補色についてでした。
コバのケバを整えて、補色するだけで想像してるよりも見栄えがよくなります。いつも手入れする必要はないので、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
★Break Time★
今回のアイキャッチ画像のテーマは、【蒸し料理の日】です。
6月4日は、蒸し料理の日らしいです。
六(む)四(し)で「蒸し」の語呂合せ。ミツカンが制定したようです。
蒸し料理ということで、小籠包の絵を描いてみました!なんかぺちゃんこになってしまいましたね^-^;
ですが、小籠包は食べるとおしいですからよしとしましょう!
ただ、僕はかなりの猫舌なので、直で食べると大変なことになります。ココイチカレーも熱すぎて悶絶するレベルです。
友人に「熱々のうちに食べるからおいしいんだよ」って豪語する人がいるのですが、一生分かり合えないと思います。そいつは舌やけどしているのにバクバク食べているんですよ^-^;
いろんな人がいるなぁって改めて思った蒸し料理の日でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます!