【靴の手入れ】おすすめシューキーパー(シューツリー)の種類 まとめ!

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今回のテーマは【シューキーパー(シューツリー)の種類】についてです。

靴を長持ちさせるための道具として至る所で「シューキーパー(シューツリー)」というのを目にしたかと思います。

実際、履きジワやソールの反り返りの予防など非常に重要な道具であることは間違いありません。

シューキーパー(シューツリー)といっても様々な種類がありますので、ここではシューキーパー(シューツリー)の種類についてご紹介していきます。

関連記事【論争】シューキーパーの「入れるタイミング」や「入れっぱなし」ってどうなの?
関連記事【靴の手入れ】シューキーパーの選び方と手入れの仕方!

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1.シューキーパー(シューツリー)の素材

シューキーパー(シューツリー)と言えば木製を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
そのくらい、シューキーパー(シューツリー)は木製がメジャーですし、機能性を考えると木製がおすすめです!

だからと言って、プラスチック製の素材が悪いというわけではありません。
状況に応じて選択するのがベストです。

1)木製のシューキーパー(シューツリー)

木製のシューキーパー(シューツリー)は「型崩れ防止・除湿・脱臭・殺菌」の効果が期待できます。
使用される木材によっても各種特徴があります。

a)レッドシダー


【特徴】芳香・除菌・除湿・脱臭効果が高い

目を閉じると森林浴をしていると感じるくらい独特の香りが特徴的で、その成分は除菌・防臭・防虫の効果があると言われています。また、空隙率*1が高いため吸湿性に優れています。
その反面、空隙率の高さゆえ耐久性が劣り吸湿による膨張で割れる恐れがあります。

b)ブナ


【特徴】耐久性に優れている

空隙率が低く、シューキーパー(シューツリー)で使用される木材の中でもトップクラスの堅さや重さがあります。そのため、非常に耐久性に優れています。
その反面、空隙率の低さゆえ吸湿性が劣ります

c)カバ


【特徴】コストパフォーマンスが高い

曲がりや衝撃に強いですが、他の木材に比べて優れているわけでもないく特別劣るわけでもありません。
ただ、実用性としては十分あり、カバ材は比較的リーズナブルなのでコストパフォーマンスの面で優れています。

d)ライム


【特徴】軽量性と美貌

やわらかくて割れにくく、軽いという特徴があります。
また、見た目でのしなやかな美しさがあります。

*1:空隙率〔くうげきりつ〕・・・木の細胞と空気の隙間の割合

2)プラスチック製のシューキーパー(シューツリー)


【特徴】軽くて安価
木製より場所をとらない商品が多いため、持ち運びに便利で出張や旅行の際には重宝します。
ただし、履きジワを伸ばしてソールの反り返りを防ぐくらいで、除湿・除菌・脱臭という効果は期待できません。
また、形が簡易的であるため靴に負担を与える恐れがあります。

2.シューキーパー(シューツリー)の分類

シューキーパー(シューツリー)には靴の内側からの圧力のかけ方でバネの力を利用する方法とネジを利用する方法があります。

1)バネ式

ネジ式に比べて目にする機会も多く、シューキーパー(シューツリー)といえばバネ式の方が一般的です。

バネの力によって靴の内側から圧力がかけられるので、履きジワやソールの反り返りを伸ばすというシューキーパー(シューツリー)の効果を存分に発揮してくれます。

バネ式の中でもバネの状態によってさらに区分されます。

a)シングルチューブ


前後のパーツを1本の金具によって繋いでいるタイプです。

全体的にスリムであることが多くほとんどの靴に使用することができます。

b)ダブルチューブ(ツインチューブ)


前後のパーツを2本の金具によって繋いでいるタイプです。

金具が2本あるため力が分散され前後に無理なく均等な力で圧力をかけることができます。
また、ねじれず安定した圧力をキープすることができます。

c)スプリング


前後のパーツがバネ1本によって繋がっておりバネがむき出しになっているタイプです。
(呼び方不明なので勝手に「スプリング」と呼んでいます。)

簡易的なシューキーパー(シューツリー)であり安価ですが、かかと部分が面で捉えられていないため、靴への負荷がかかります
また、構造上スプリング式のシューキーパー(シューツリー)は前後への圧力というより靴の甲方向への圧力が高いため型崩れしてしまう恐れがあります。

しかし、靴の甲方向に圧力がかかるため履きジワを伸ばしやすく、また、アッパーとソールの間を伸ばしてくれるため靴を手入れする際には重宝します。

2)ネジ式


前後のパーツをネジ調節できる金具で繋いでいるタイプです。

ネジで前後のパーツの幅を一定に固定することができるため、靴の内側から過度な圧力をかけません

バネ式を用いると圧力の影響で外側に革が伸びてしまい履き心地が悪くなってしまうようなスリッポンタイプの靴向きのシューキーパー(シューツリー)です。

3.その他

1)シューキーパー(シューツリー)の形状

木製のシューツリーには、前方のパーツ(つま先方向)がカットされているタイプとカットされていないタイプがあります。

a)カットされているタイプ


カットされているタイプはバネの力で左右にも圧力をかけることができます。
そのため、靴の内側から前後だけでなく左右にもバランスよく圧力をかけることができ、シューキーパー(シューツリー)としての効果を存分に発揮してくれます。
また、バネの力で可動域があるため他の靴への汎用性が高いです。

b)カットされていないタイプ


カットされていないタイプは可動域がないためしっかりとフィットする靴でないとシューキーパー(シューツリー)としての効果が期待できません。
また、他の靴への汎用性が低いです。

2)シューキーパー(シューツリー)のかかとの取っ手

【丸い金具】

【リング金具】

【フック型】

木製のシューキーパー(シューツリー)にはかかとの取っての部分に丸い金具やリングの金具がついていたり、フックのような形状をしてたりします。
これは使用感だったり、靴に入れているときの見栄えに影響があります。

シューキーパー(シューツリー)の品質には影響してこないので、好みということになってくるところなのですが、個人的にはリングの金具タイプのが使いやすいかなと思います。

3)ニスの有無

シューキーパー(シューツリー)の中にはニス加工しているものとされていない(無垢仕上げ)のものがあります。

ニス加工されていない(無垢仕上げ)の方が、木材本来の効果を発揮して除菌・脱臭・吸湿力があります。

4.おわりに

以上、シューキーパー(シューツリー)の種類についてでした。

シューキーパー(シューツリー)には様々な種類があります。
木製orプラスチック製からはじまり、バネ式orネジ式だったりと。

決してこれがいい!これはダメ!というものではなく、使用目的や状況に応じてベストなシューキーパー(シューツリー)を選択するということが大切ですのでぜひ参考にしてみてください。

はじめて購入しますという場合には「木製」、「先端がカットされている」、「バネ式」でサイズが合うものを選んでおけば問題ないと思います!

★Break Time★

今回のサムネイル(アイキャッチ画像)のテーマは、【ラブレターの日】です。

5月23日はラブレターの日らしいです。
五(こ)二(ふ)三(み)で「こいぶみ」(恋文)の語呂合せと、浅田次郎原作の映画『ラブ・レター』の公開初日でだったため、松竹が映画『ラブ・レター』のPRのために制定したようです。

昔を思い出させるラブレターということで、いい日だなと思ったら宣伝のために制定されている感が強いですね^-^;

あと、今ラブレターなんて書く若者はいないんですかね~。
やはり今はlineですかね!

時代に追いつけなくなりつつあります・・・

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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