【合皮のメンテナンス】合皮の正しいメンテと間違ったメンテ!

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今回のテーマは、【合成皮革(合皮)の「正しいメンテナンス」と「間違ったメンテナンス」】についてです。

合成皮革(合皮)は、本革にはない良さがあります。

本革よりも比較的安価であったり、傷や汚れがつきにくかったり、耐水性が高かったり、メンテナンスが容易だったり
etc……

つまり、非常に実用性に長けているということです。

そんな合成皮革(以下、合皮)を少しでも長持ちさせようとメンテナンスをしてもその方法が間違っていた場合、逆に寿命を縮めてしまいかねません!

そんなことにならないように、正しいメンテナンスと間違ったメンテナンスについてご紹介していきます。

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1.合皮の正しいメンテナンス

1)ホコリや汚れを拭き取る

合皮にホコリや汚れが付着した場合は、ブラッシングや固く絞った濡れタオルや布などで軽く拭き取りましょう。

ホコリや汚れは見栄えを悪くするだけでなく、カビの栄養にもなります。
放置しているとカビの発生の原因となってしまいますので、定期的に拭き取るようにしましょう。

関連記事【靴の手入れ】カビ発生の条件と取り方・対処法!

2)通気性の良い場所で陰干しする

雨で濡れてしまったときや濡れタオル・布で拭き取った後は、通気性の良い場所で陰干ししましょう!

濡れたままにしてしまうと、またカビの発生や雑菌の繁殖を招いてしまいます。

3)クリーナーや靴クリームを使う

ひどい汚れや色が薄くなったり、色が落ちている場合には、クリーナーや靴クリームを使ったメンテナンスをしましょう!

クリーナーを使用することで合皮を痛めることなく、表面の汚れだけを取り除くことができます。
ただし、強めにゴシゴシ拭くと合皮を傷めてしまうので注意が必要です。
また、クリームを塗ることで、色落ちの補色をすることができます。

関連記事【合皮の手入れ】合成皮革の靴の手入れ方法

2.合皮の間違ったメンテナンス

1)丸洗いする

ジャブジャブと水に浸けて洗うのは避けましょう!

本革と比較して耐水性が高いというのも合皮の1つのメリットではありますが、ジャブジャブ水に浸けて洗うのは危険です。
大量の水に浸けてしまうと、裏の布地まで水が浸透してしまいます。
しっかりと乾燥できないと、カビが発生する恐れがあります。

もし丸洗いした場合には、しっかりと水気を取り除くようにしてください。

なお、現在は丸洗いできる合皮の製品もあるようなので、丸洗いできるかどうか、タグなどチェックしてみてください。

2)長時間、直射日光に当てる

乾燥させる場合、直射日光に当てて乾かすのは避けましょう!

長時間、合皮が直射日光に当たり続けることで表面の温度が上がります。
表面温度が高温になってしまうと、合成樹脂が変質してひび割れやヌメりなどが発生する恐れがあります。

3)高温多湿の場所に保管する

高温多湿の場所に保管するのは避けましょう!

高温多湿の場所はカビや雑菌の繁殖に適している環境です。
靴棚に保管する場合には、除湿剤を置いたり、定期的に扉を開けるなどして空気がこもらないようにする必要があります。

4)シンナーなどの有機溶剤を使う

シンナーなどの強い揮発性有機溶剤やそれが含まれた洗浄剤で合皮を拭いてしまうと表面が変質して、ダメージを与えてしまう恐れがあります。

3.おわりに

以上、合皮の「正しいメンテナンス」と「誤ったメンテナンス」についてでした。

本革と比較して耐水性が高かったり、メンテナンスが容易といっても、間違った方法で手入れしてしまうと逆に寿命を短くしてしまいかねないので注意が必要ですね(^-^;

少しでも長く使用できるように、見栄えの良さをキープできるように正しくメンテナンスしていきましょう!

これでまた雨の日なんかは特に合皮にお世話になりましょう(^^)/

★Break Time★

今回のサムネイル(アイキャッチ画像)のテーマは、【ひよこの日】です。

毎月15日はひよこの日とのことです。

なので、ひよこ饅頭を題材にしてみました。
正直、逃げの絵となりました。(笑)

でもいい感じの曲線を描けているのではないでしょうか!

今となっては、自信作の1つになりそうです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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