【革靴にひび!】靴クリームの塗り過ぎかも!?

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今回のテーマは【クリームを塗りすぎてしまった場合の対処法】についてです。

革靴好きの方は、「大事に手入れして末永くお付き合いするぞ!」という気持ちで、奮発して靴を購入されますよね!

そして、日々履いた後のケアから月に1度のフルのシューケアを丁寧に丁寧にされていることでしょう!

しかしです!そんな時に限って、突然その日は来るのです……はい、ひび割れです!

大事に大事に手入れしていたはずなのになぜひび割れしてしまうのか?

これからその原因と対処法をご紹介していきます!

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1.靴クリームによるひび割れ?

1)革靴ひび割れの主な要因

革靴ひび割れの主な原因は「革の乾燥」、「革の寿命」、「靴クリームの塗り過ぎ」です。

a)革の乾燥

革は動物の皮を素材としているため人肌同様に、乾燥することで革が堅くなり劣化しやすい状態になります。
つまり、手入れを怠ることで革の潤いが失われてひび割れしてしまいます。

b)革の寿命

革もさすがに一生持つわけではないので、しっかり手入れしても劣化してひび割れしてしまいます。

c)靴クリームの塗り過ぎ

購入からまだ何年も経っていないのにひび割れした場合この可能性が高いです。
詳細はこの後ご説明します。

2)靴クリームの塗り過ぎでなぜひび割れ?

靴クリームは革が失った水分や油分などの栄養を補給するためのものですよね。
なのになぜ靴クリームの塗り過ぎが悪いのか?

靴クリームを塗り過ぎると革の表面の通気性を損ねるとともに、時間が経つと靴クリームが酸化してしまいます。
これらが革に負担をかけてることで劣化しひび割れが起こってしまうのです。

とは言え、通常の乳化性クリームはクリーナーで簡単に落とせるので問題ないのです。
塗るだけで光るタイプの液体クリームは、通常の手入れに用いるクリーナーでは落とせないため非常に厄介なのです。

2.クリームを塗り過ぎた場合の対処法

1)乳化性クリームの場合

乳化性クリームの塗り過ぎは、通常の手入れに用いるクリーナーで落とすことができます。

通常の手入れ同様、クリーナーを布などに取り、軽く拭き取るだけでOKです。

塗り過ぎた余分なクリームを落とした後は、豚毛ブラシでブラッシングし、カラ拭きで完了です。

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2)塗るだけで光る液体クリームの場合

塗るだけで光る液体クリームは、一種のコーティング剤で強めのクリーナーでも落とせません。そこで、別の溶液を使用することになります。

a)ベンジンを使ってみる

衣類のしみ取り用ベンジンを布に取り、靴の表面を拭いてみましょう。

その際、色落ちが目立たない箇所で試してから使用してみてください。また、換気・火気の取扱いにはご注意ください。

b)除光液を使ってみる

ベンジンでも落ちない場合には、最終手段としてマニキュアを落とす除光液を布に取って、靴の表面を拭いてみましょう。

強く擦らずに靴の表面の塗膜を溶かすような感覚で拭き取ります。

ここまで来ると、色落ちは覚悟するしかないです。また、ラバー製ののソールに付くと溶ける恐れがあるので注意してください。

こちらも換気・火気の取扱いにはご注意くださいね。

c)クリーナーで拭く

ベンジンもしくは除光液を使用して塗膜を落とすことができたとしても、まだ表面がベトベトしていますので、クリーナーで拭き取りましょう。

そして、乳化性クリームを塗って、豚毛ブラシでブラッシングし、布で余分なクリームを落とすという通常の手入れの流れで完了です。

この段階で、落ちてしまった色を補色してもいいですし、そのまま活かして無色の乳化性クリームをしようしもいいかと思います。

3.おわりに

以上、クリームを塗りすぎてしまった場合の対処法についてでした。

お気に入りで長く履くために手入れしてたのに、逆に寿命を縮めてしまっていたなんて本末転倒ですよね^-^;

そうなってしまわないように靴クリームは塗り過ぎないように!

もし塗り過ぎてしまったら今回の記事を参考にして頂けたら幸いです。

★Break Time★

今回のアイキャッチ画像のテーマは、【こんにゃくの日】です。

5月28日は、こんにゃくの日だそうです。

種芋の植えつけが5月に行われることに加えて、五(こ)二(に)九(く)で「こんにゃく」の語呂合せから、全国こんにゃく協同組合連合会が1989年に制定したようです。

こんにゃくといえば、祭りにある玉こんが好きなので、それを描いてみました!これ非常にいいできだと思いませんか?(笑)

色合いといい、しっかりした丸ではなく多少ガタついている丸の感じだとか。

いやー、今回はいい出来になってすがすがしいです。(^^)/

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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