今回のテーマは【靴に合うシューキーパー(シューツリー)の選び方と手入れの仕方】についてです。
シューキーパー(シューツリー)は靴を長持ちさせるために必須の道具ですが、靴に合っていないと効果を発揮しないどころか逆に悪影響を及ぼすこともあります。
合わせてシューキーパー(シューツリー)の手入れの仕方についてもご紹介していきます。
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1.靴に合うシューキーパー(シューツリー)を選び方
【選び方①】親指の付け根と小指の付け根の張り具合
靴にシューキーパーを入れた後親指の付け根と小指の付け根に当たる場所を指で押して革の張り具合を確認します。
押したときにシューキーパーと革の間にすき間がある場合、もしくはパンパンに張り過ぎている場合には合っていない証拠です。
靴の中でも親指の付け根から小指の付け根の部分が最も負荷がかかり、ひび割れなど劣化の原因となりやすいです。
【選び方②】甲の張り具合
指で甲を押して張り具合を確認します。
こちらも押したときにシューキーパーと革の間にすき間がある場合、もしくはパンパンに張り過ぎている場合には合っていない証拠です。
親指の付け根から小指の付け根のライン上にある甲部分は何度も屈曲を繰り返すためひび割れなど劣化の原因となりやすいです。
また、スプリングがむき出しになっているタイプの簡易的なバネ式のシューキーパーの場合、前後方向だけでなく靴の甲方向にも余計に力が加わるため型崩れの恐れがあります。
関連記事【靴の手入れ】おすすめシューキーパー(シューツリー)の種類 まとめ!【選び方③】かかとの収まり具合
シューキーパーがかかとの曲面に沿ってフィットしているか確認します。
かかとの部分がシューキーパーと接しているポイントが面ではなく1点で接している場合、逆に面で接していてもシューキーパーの方が大きく靴を押し広げてしまっている場合は合っていない証拠です。
先述のスプリングタイプの簡易的なシューキーパーの場合、かかとの面と1点で接しているため長期間使用すると型崩れを起こす恐れがあります。
2.シューキーパー(シューツリー)手入れの方法
木製のシューキーパーをずっと使用していると、湿気を吸収することで水分を蓄積していきます。
その状態で放っておくとシューキーパー自体にカビが発生してしまったり、容量オーバーで吸湿性が低下してしまいます。
そのため、シューキーパーも定期的に手入れする必要があります。
【手入れ①】定期的に乾燥させる
定期的に陰干して乾燥させます。
乾燥させることでシューキーパーの中に蓄積された湿気を放出してあげます。
天日干しできればいいのですが、素材によっては割れてしまう恐れもありますので念のため陰干しで乾かすことをおすすめします。
【手入れ②】紙やすりで削る
レッドシダーのシューキーパーの場合、香りが薄れてきたら紙やすりで表面を軽く削ります。
レッドシダーは香りの強さが特徴的ですが、使っていくうちに弱まっていきます。
それは、単なる香りの弱まりだけでなく、抗菌作用の効果が薄れていることを示しています。
これは香り成分には抗菌作用があるとされているためです。
そのため、シューキーパーの表面を紙やすりで軽く削ることで香りとともに抗菌作用が復活してくれます。
レッドシダー以外の素材のシューキーパーには抗菌作用のあるアロマスプレーを吹きかけることで同様の効果が得られます。
【手入れ③】アルコールで拭く
シューキーパーが汚れてしまった場合には消毒用エタノールなどのアルコールを布に含ませて軽く拭いて陰干しします。
シューキーパーが汚れてしまったときの対応で、通常は乾燥させるだけで十分です。
また、木が変形して割れてしまう恐れがあるため水で丸洗いするというのは避けた方がいいです。
3.おわりに
以上、靴に合うシューキーパーの選び方と手入れの仕方についてでした。
シューキーパーが合っていないとそもそも効果が期待できなかったり、型崩れするという本末転倒な状態になってしまいます。
そのため、靴にシューキーパーが合っているかの確認は必須です!
また、シューキーパーの効果をずっと享受するためにも気が付いたら手入れしてあげましょう(^^)/
★Break Time★
今回のサムネイル(アイキャッチ画像)のテーマは、【世界亀の日】です。
5月23日は世界亀の日とのことです。
亀について知って、敬意を払い、亀の生存と繁栄のために人が手助けをする日でAmerican Tortoise Rescueが2000年に制定したようです。
なんかよくわからない日ですね^-^;
そもそも亀はなぜこんな扱いを受けるようになったんですかね~。
ウミガメ見れたらラッキーですよ~とかなぜかよくわかりませんでした。。。
最後まで読んでいただきありがとうございます!