【靴の手入れ】かかと・つま先・靴底を修理するタイミングとは?

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今回のテーマは【かかと・つま先・靴底を修理するタイミング】についてです。

靴に関する知識が全くない人はもちろんのこと、しっかり手入れしている人でもどのタイミングで修理に出したらいいのか分からないという人が多いのではないでしょうか?

靴を修理に出すタイミングが遅くなってしまうと、簡単に直せたはずなのに大掛かりな修理が必要になったり、最悪修理することすらできないということにもなりかねません。

ここでは、かかと(ヒール)やつま先、靴底などの修理に出すべきタイミングについてご紹介していきます。

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1.修理に出すタイミング

1)かかと(ヒール)

かかと(ヒール)の削れは外観を損なうだけではなく、歩行時のバランスにも悪影響を与えてしまいます。

かかとは主にレザー製のものとラバー製の2種類の素材で作られています。

a)ラバー製のかかと(ヒール)

ラバー製のものは1㎝程度削れたら修理に出しておくといいです。

ラバー製のものは一生履けそうな感じがしますがそんなことはありません。
長く履き続けるためにほどほどに削れたらラバー製も修理に出しましょう。

b)レザー製のかかと(ヒール)

レザー製のものはレザーを数層重ねてた上で後ろの端の部分がラバーとなっていることが多いです。

このタイプのかかとは1層目にあたる端のゴムの部分(トップリフト)が減り、2層目のレザーに突入する前が修理のタイミングとなります。

この段階であれば1層目のゴム部分(トップリフト)のみの交換で済みます。
しかし、2層目のレザーまで突入するとトップリフトだけではなく、かかとのブロックごと交換が必要になる恐れがあり修理費用も高くなってしまいます。

2)つま先(トゥ)

ソールの製法だったり歩き方の癖などによってつま先もよく削れてしまいます。
例えば、ソールがグッドイヤー製法の場合には初めはソールが硬くて曲がりにくいため、つま先から減すことが多いです。

つま先も1層目が削れて2層目に突入する前が修理のタイミングです。
アッパーとソールを繋ぐ細い帯状の革である”ウェルト”を使用している製法の場合には、ウェルト部分まですり減ってしまうと修理費用が高額になってしまいます。

つま先を保護するために履き下ろす前にスチールを張るのもおすすめです。

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3)靴底(ソール)

足の母指球あたりが柔らかくなったり穴があいたという経験も多いのではないでしょうか?

穴があいたら当然ですが、指で押してみて薄く柔らかくなった時が修理のタイミングとなります。

修理としては、ハーフソールの修理という形でソールの前面のみを修理するのと、オールソールの修理という形でソールの全面を交換するという方法になります。

オールソールの交換となると結構な金額となってしまいます。

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4)靴の内側の裏地(ライニング)

靴の内側の中でも特にかかとの部分(カウンターライニング)はよく穴があいてしまいますよね?

靴の内側に穴があいた時が修理のタイミングとなります。

靴べらを使わずに靴を履いたり、靴のサイズが大きすぎるもの、靴紐を緩めたまま履くことで歩行中にかかる摩擦によって穴があいてしまいます。

そのまま放置して履き続けると見栄えが悪いだけではなく、中の芯材までダメにしてしまい型崩れを起こしてしまいます。

2.おわりに

以上、かかと・つま先・靴底を修理するタイミングについてでした。

どれもあるあるだったのではないでしょうか?

いつの間にかかかとやつま先が削れていたり、ソールが薄くなっていたなんてこともあります。
かかとの内側の穴なんか特にです。

良いタイミングで修理に出してあげることで末永く履けるようにしたいですね(^^)/

★Break Time★

今回のサムネイル(アイキャッチ画像)のテーマは、【花火の日】です。

5月28には花火の日だそうです。
1733(亨保18)年の5月28日に隅田川で水神祭りの川開きが行われ、慰霊を兼ねた花火が打ち上げられたたことで花火の日となったそうです。
ただ、8月1日も花火の日らしく、○○の日が年に複数日あることもあるんですね!

5月に花火というのはまだ早い気もしますが、気温的にはだいぶ暑い日もありますね。
人混みは本当に大っ嫌いですが、花火は大好きなのでなんとももどかしいですね。

そして、花火の絵は非常に難しい!これうまく描ける人っているんですかね?もしうまく描ける人がいたら見せてほしいですorzマウスで描いているから!という言い訳をして締めさせていただきます。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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